Top ten installation challenges

設置における10の課題

配線インフラストラクチャー

ネットワークケーブルの配線が正しく行われていないと、多くの問題を引き起こすおそれがあります。また、一見小さな問題でも動作に深刻な影響を与えることがあります。ケーブルのねじれによりカメラの応答が途切れたり、圧着が甘いコネクターが原因でPower over Ethernet (PoE) が正しく機能しなくなることがあります。 

配線時の考慮事項

ネットワークケーブルの結線規格には、T568aとT568bの2種類があります。同一ケーブルでは、絶対にT568aとT568bを併用しないでください。

ケーブルは最適なデータ転送速度に応じて分類されています。ケーブルの仕様には素材、コネクター、各ペアの1 mあたりのツイスト回数が記載されています。最も広く利用されているカテゴリーはCAT 5eです。

  • Cat 5e (帯域幅 100 MHz)
  • Cat 6 (最大 250 MHz)
  • Cat 6A (最大 500 MHz)
  • Cat 7 (最大 600 MHz)
  • Cat 7A (最大 1000 MHz)

通常ビデオファイルは非常に大容量ですが、ネットワーク上をできるだけ素早く転送する必要があります。Cat 5eまたはCat 6ケーブルを使用することをおすすめしますが、既存のネットワークスイッチおよびルーターが100 Mbpsしかサポートしていない場合でも、高品質なギガビットネットワーク用のCat 5ケーブルを使用することもできます。 これにより、将来的なギガビットへのアップグレードにも対応できる配線インフラストラクチャーを整えることができます。

適切なケーブル配線

配線が装置の要件を満たすことを確認してください。また、イーサーネット送信機と受信機の間の距離は100 m (325 ft) 以内である必要があります。ソケット (コンセント) を設置する際は、ソケットとコンピューターの距離を考慮してください。連続ケーブル配線は90 m、パッチケーブル配線は10 mを目安としてください。
ネットワークケーブルは、電源ケーブルの隣りには配線しないでください。干渉するおそれがあります。また、ネットワークケーブルを天井のタイルからぶらさげないでください (建築関連法令や防火法規に抵触する可能性があります)。

カメラを屋外で使用する場合、またはネットワークケーブルを屋外に配線する場合は、シールド付きツイストペア (STP) ケーブルを使用する必要があります。また、STPケーブルは接地する必要があります。設置しない場合、干渉を引き起こすおそれがあります。近辺で干渉のリスクがない場合は、シールドなしツイストペア (UTP) ケーブルを使用することも可能です。STPとUTPの違いに関する詳細情報については、http://www.axis.com/files/whitepaper/wp_network_cables_47113_en_1203_lo.pdfを参照してください。

ネットワークケーブルは通常単線を使用するため、ケーブルがねじれたり、小さな曲げ半径 (ケーブルの直径の4倍以下) で曲がったりしないようにしてください 。金属製ステープル使用してケーブル配線を固定したり、結束バンドを締めすぎたりしないでください。

ペアはまとめて正しく配線

ケーブルの両端およそ6 mm以上が、ねじれがほどけた状態になっていないことが非常に重要です。ネットワークに悪影響を及ぼすおそれがあります。必ずプラグを正しく接続し、コネクターの種類に合った圧着工具を使用してください。

環境条件

環境条件を考慮することにより、使用するケーブルおよびコネクターに加え、カメラを酸や過酷な天候条件、または極端な高温や低温から保護するため、ハウジングに設置する必要があるかどうかを決定します。詳細については、課題 5.「環境に関する考慮事項」をご覧ください。

設置の認証

ツイストペア銅線ネットワークでは、米国電気通信工業会 (TIA) または国際標準化機構 (ISO) が定める標準に準拠した一連のテストを通じて銅線ケーブルの認証を行います。これらのテストは「合格」「不合格」を判定する認証テスト ツールを使用して行います。

図1:色分けされたケーブルを使用してエンクロージャーの設置と構成を適切に行うと、見栄えがプロフェッショナルになり、諸基準に準拠していることを示すこともできます。

過渡電圧