情報技術 (IT) ネットワークと運用技術 (OT) 環境の統合はますます緊密になっています。したがってITとOTが安全かつ信頼できる手法で連携し、IT要件を満たすと同時に、運用セキュリティをたやすく導入できるようにすることが重要です。 専門知識や機能、ツールを適切に組み合わせる時、セキュリティコントロールの向上が実現します。
IPネットワーク上でゼロタッチ&セキュアなオンボーディングを実行するAxisデバイス
オープンで標準化されたフレームワークが日々のワークフローにシームレスに統合
デバイスが自動セキュリティプロビジョニングを行うため、熟練のIT担当者の現場派遣が不要
ハードウェアベースのサイバーセキュリティプラットフォーム、Axis Edge VaultがRoot of Trust (信頼の起点) と他のセキュリティ機能を提供し、Axisデバイスをお使いのネットワークに統合する上で必要な統合インターフェイスを作成します。 具体的には、ポートベースのネットワークアクセスコントールのためにAxisデバイス上のHTTPSおよびIEEE 802.1X標準がデフォルトで有効になり、設定不要のゼロタッチオンボーディングを実行することができます。 またAXIS OS 11.8を搭載する製品は、イーサネットレイヤー2ネットワーク暗号化のためのIEEE 802.1AE MACsecセキュリティ規格をサポートしており、ゼロトラスト ネットワークにおけるセキュリティが大幅に強化されています。
Axisデバイスは、インテリジェントで安全なIoT (モノのインターネット) デバイスとして動作します。 AxisデバイスIDは工場出荷時にプロビジョニングされており、シリアル番号やその他のデバイス固有の情報をはじめ、Axisデバイスの信頼性をライフサイクル全体にわたって証明可能です。 これにより、ライフサイクルを通じてデバイスを一意に識別、プロファイリング、信頼できることが保証されます。 またHTTPS TLS 1.2/1.3やsecure syslog、ネットワークタイムセキュリティ (NTS)、IEEE 802.1X、IEEE 802.1AE MACsec など、代替のセキュアネットワークプロトコルに重点的に対応することで、いつでも安全に運用デバイスであることを保証しています。
ネットワークに接続してくるIoTデバイスのタイプをプロファイリングし、継続的に監視することはライフサイクルにおける重要な要素です。 AxisデバイスはLink Layer Discovery Protocol (LLDP)、Cisco Discovery Protocol (CDP)、Bonjour/MDNSをはじめとするIT業界の標準的検出プロトコルに準拠しており、工場出荷時のデフォルト状態でデバイス情報を共有します。 構成変更やログイン試行の監視用に広範囲の監査ログが提供されるほか、IT業界標準のsyslog形式で一元的な監視システムに送信することができます。
ネットワークに膨大な数のIoTデバイスが接続する可能性があるとき、管理やITコンプライアンスルールの遵守にかかる手間も膨大なものになります。 Axisがデバイスの管理をできるだけ簡単に設計するのは、そのためです。 たとえばデバイスのオンボーディングは、IEEE 802.1AR準拠のAxisデバイスID証明書を使用してIEEE 802.1Xを経由することで、Axisデバイス内で完全に自動化できます。 さらに、SCEPやESTなど標準のITネットワークプロトコルを介した証明書を登録するとデバイスごとに手動で証明書を管理する必要がなくなり、証明書とトランスポート層セキュリティ (TLS) の管理にについてITコンプライアンスを遵守することが可能になります。
メーカーやベンダーがオープンで明確に定義されたネットワークプロトコルと規格を採用している場合、ブランドを問わず他のベンダーとパートナーシップを結ぶことができます。 独占的な仕様やベンダーロックインの状況を回避することで、総合的なセキュリティ強化と業務効率の向上が実現し、顧客にメリットがもたらされます。 これが、Axisが業界標準のサポートを重視する理由の1つです。
AxisデバイスをArubaネットワークに安全に統合します。
このガイドは、ネットワーク、デバイス、サービスのセキュリティ強化に役立ちます。
暗号化HTTPSと、その他の安全な接続でデバイスに安全にアクセスします。
AXIS OSは監査やアクセスコントロール管理向けに、イベントの詳細なログを提供します。
Axisデバイスは、IEEE 802.1X、IEEE 802.1AR、およびIEEE 802.1AEをサポートします。
AXIS Device ManagerはCAサービスを搭載しており、署名付き証明書を発行します。
Axis Cybersecurity
リスクと結果を評価し、適切な手順を実行する方法について詳しくご覧ください。