日本国内を航行する船舶の船外モニタリングシステムにAxis製品が採用

Axisのネットワークカメラが運行状況の的確な把握に貢献

“運航トラブルによって生じる損害は計り知れない。 万一のことを考えると、映像を活用するシステムへの投資価値は十分にある。”(株式会社Aシップ 代表 牧田敬典 氏)

課題: 運航船舶の状況をより的確に把握し、安全で高効率の運航を実現したい

日本国内の港と港の間を結ぶ航路に特化した船舶(内航船)は、国内全貨物輸送の三分の一(トンキロベース)、3億3千万トン余り(平成21年度)という膨大な輸送量を提供しています。5400隻(平成23年度)を超える内航船が、日夜問わ ず日本の沿岸を航行しています。運航されている船舶は「船舶自動識別装置」(AIS)と呼ばれるシステムを通じて、現在位置、針路、速度などの情報が常時把握されています。これに映像が加わることで船舶や航路の状況をより的確に把握できるようになります。船舶は数十メートルの全長を持ち、航行中付近の状況、荷役及び作業の状況、離着岸時の状況をより的確に確認するカメラには高いズーム性能が求められています。

解決策: 高倍率ズーム搭載のPTZカメラを導入

内航船向けにAISサービスを提供しているエーアイエス・ライブ・ジャパンでは、2011年3月より株式会社マリンジャパンの協力により、沿岸と船舶との間を結ぶモバイルネットワークを利用した、ネットワークカメラによる映像配信サービスを開始しました。ネットワークカメラとして選ばれたのは、29倍光学ズーム機能を搭載したパン・チルト・ズームカメラ、AXIS P5532です。カメラはコンパスデッキや操舵室内に設置され、航路と甲板を見下ろした映像を配信します。

効果: 運航現場と管理担当者との認識の食い違いが解消さ

れ、正確な判断が可能となった導入後は、次のような効果が表れました。
  • 管理する陸上側からも、現在の天候状況を目視で確認できるようになった
  • 積荷の積み下ろしの様子もモニタリングできトラブル対処がより的確になった
  • 管理担当者が運航現場と同じ映像を見ることで事象に対する認識の食い違いが解消される
  • 専門的な知識を要する場合でも専門スタッフがより的確に判断・指示できるようになることが期待される。

関連リンク

AXIS P5532 PTZ ドームネットワークカメラ
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