シーン内で最も暗い部分と最も明るい部分の差が大きい状態ですか?
これをワイドダイナミックレンジといい、画像の有用性や鮮明さの低下につながる場合があります。 幸い、不鮮明に見える他のカメラとは違い、AxisのカメラのWide Dynamic Range (WDR) テクノロジーは重要な検証用の詳細映像を鮮明に映し出します。
WDRテクノロジーを使用しない場合は、画像が露出不足や露出過度になり、被写体や人物を識別できなくなります。 AxisのWDRテクノロジーは、複数の露出レベルの適用やコントラスト機能の拡張、さらに、ノイズを減らして画像信号を増やす高度なアルゴリズムによってこの問題を解決しました。これで必要なあらゆる場所にカメラを設置できるようになるため、複雑な照明環境を気にする必要がなくなります。
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AxisのForensic WDR – 検証用途に最適化
Forensic WDRは、最新かつ最も高度なAxisのWDRテクノロジーです。 最新世代の画像処理アルゴリズムを搭載したこのテクノロジーは、目に見えるノイズやアーティファクトを効果的に除去し、検証用途に最大限に調整された映像を提供します。 動きのあるシーンでの利用に適しているだけでなく、最も重要と思われる超高解像度カメラの使用に適しています。
その結果、 次のようなさまざまなシーンで、検証で使用する高度な細部の映像を入手できます。
- 日光が当たる玄関ドアと薄暗い室内が共存する環境
- 日光が当たる駐車場やトンネルと薄暗い室内が共存する環境
- 直射日光が当たる一方、暗い影もある屋外のシーン
- 窓から多くの反射光が当たっているオフィスビルやショッピングモール
WDRテクノロジー以外にも、次の機能を搭載した製品を提供しています。
- WDR - Forensic Capture
- WDR - Dynamic Capture
- WDR - Dynamic Contrast
いずれも特定の環境に合わせて最適化されています。詳しくは、ホワイトペーパーを参照してください。
最適なWDRカメラの選択
では、目的に合う最適なWDRカメラはどうすれば選ぶことができるでしょうか。 カメラの画像処理性能をワイドダイナミックレンジで測る一つの基準として、dB値があります。 従来から、カメラのdB値が高いほど、画像がより鮮明になると言われています。
しかし現実には、これがすべてではありません。 Axisでは常にカメラのdB値を高くすることよりも、検証用途での有用性と画像品質を優先しています。 これは、画像の処理機能と言った他の要素も同様に重要になるためです。 つまり、 dB値が低いカメラでも、映像監視向けにより優れた画像を撮影できるということです。