1990年代に最初の特許を取って以来、Axisは世界中で約2,600件の発明に関する特許を持っています。しかし、たった一つのアイデアがどのようにして保護された特許へと進化していくのでしょうか、そして、なぜ当社の効率化されたプロセスがイノベーションを促進する上で極めて重要なのでしょうか? この詳細を探るべく、Axisの特許製品を支える一人の経験豊富な特許エンジニアと二人のR&Dエンジニアに話を伺いました。
「このプロセスは相互作用によって成り立つものです」と、Core Technologies Embedded Analytics Experienced EngineerのNinaは語ります。「研究開発エンジニアが、出願の内容を守るために必要な技術的知見を提供してくれる一方で、私たちは彼らに特許取得のプロセスを指導しています」 Radar & Audio FW Expert EngineerのArasも、同意しています。「当社の特許技術者は、単なる評価者ではありません。彼らはイノベーションのコーチなのです。彼らは私たちに問いかけ、重要な質問をし、私たちのアイデアを次のレベルへと引き上げてくれます。それは、小さな火花を偉大な発明へと変える、真のコラボレーションです」
Ninaは誇らしげにこう付け加えます。「実際、Axisはスウェーデン知的財産庁の特許出願数が多い企業リストにも名を連ねています。この実績こそが、私たちのイノベーションへのコミットメントの証なのです」 Arasはこう付け加えます。「研究開発への投資において、スウェーデンでも有数の企業の一員であることに、大きなやりがいを感じています。Axisは、年間収益の約18% をイノベーションに再投資しています。世界中の研究開発拠点に2,500名以上のエンジニアが所属しており、私たちは一丸となって技術開発の道を切り拓いています」
Core Technologies Embedded Analytics Experienced EngineerのAmandaは、こう詳しく説明します。「Axisにおいて、イノベーションとは単なるプロセスではありません。それは文化なのです。毎日、限界を押し広げ、新しいアイデアを探求することが奨励される環境なのです。たとえ失敗したとしても、それは学習とイノベーションに至る道のりにおいて、欠かせないプロセスの一つなのです。Axisの目標は、たとえ毎回特許に至らなくても、何度でも再挑戦できることを前提とした、エンジニアにとって容易で楽しい特許出願プロセスを実現することです。そして、ついに成功を手にしたとき、その喜びは計り知れません。全ては素晴らしいアイデアを、保護されている画期的な発明へと変えるパートナーシップから始まります」
三人のエンジニアが、イノベーションと特許のプロセスにおいて、最もやりがいを感じているものは何でしょうか? Amandaにとって、それは成長です。「技術開発について多くの学びがあります。とても楽しくて、ワクワクするんです」 Arasは、その評価がもたらす高揚感についてこう語ります。「学術界で論文を発表するような名誉なことです。それは個人の成果が称賛される仕組みでもあるのです」 Ninaにとっての喜びは、発見そのものにあります。「特許エンジニアとして、自分自身で発明をするわけではなくても、素晴らしいアイデアやイノベーションの目撃者になれるのです。それは、尽きることのないインスピレーションを与えてくれるのです」 そしてもちろん、特許報奨制度も、楽しくてやりがいのある成果の一つです。
では、そのプロセスはどのようなものなのでしょうか? 特許取得に至るまでの道のりには、イノベーション、コラボレーション、そして体系的な評価が必要です。これらは、私たちのダイナミックなイノベーション文化を構成する不可欠な要素なのです。当社のエンジニアと特許専門家による緊密なチームワークによって進められるこのプロセスは、数年間に及ぶこともあります。しかし、Axisはプロセスを効率化しており、品質を落とすことなく迅速に進めることができる体制を整えています。そして、その全てはたった一つのアイデアから始まります。
「アルゴリズム開発者としての私の仕事は、問題を解決し、課題に取り組むことです。製品をいかに改善できるか、常に考えていますと、Arasは語ります。「最高のアイデアは、顧客が直面している現実の課題を解決することから生まれます」 Axisでは、修士課程の学生との共同研究や定期的なワークショップ、さまざまなイノベーションへの取り組みを通じて、さまざまな形でもイノベーションが促進されています。Amandaはこう要約します。「これらのセッションを通じて、私たちは新しい手法に目を向けることができます。また、デザインの開発や保護に関するトレーニングも受けています」
アイデアが形になった後の次のステップは、私たちAxisでPatent One-PagerまたはPOPと呼んでいる書類を作成することです。「POPを作成することは、特許申請プロセスにおける土台作りにつながります」と、Amandaは語ります。その後、POPはPatent Engineersのチームへと引き継がれます。10名体制のこのチームは、提出された全ての書類に特許としての価値がないか、徹底的に精査する任務を担っています。20年以上の特許経験を持つNinaはこう説明します。「私たちはかなりこだわっています。私たちは、その発明が本当に新しいものであることを確認するために、徹底的な調査を行っています。私たちは、成功すると判断した特許申請のみを進めます。そのため、好調な年であっても、POPの採択率は5件に1件程度です」
不採用になったからといって、そのアイデアが必ずしも行き止まりとは限りません。素晴らしい製品へと結実することもありますし、単なる学習として残ることもあります。「POPが却下されたからといって、必ずしも悪いことばかりではありません」と、Arasは言います。「私たちは特許チームの専門知識を尊重しています。彼らは私たちにはない分野全体の俯瞰的な視点を持っており、どの申請が受理され、どれが却下されるかを見極めることができるからです。そこから必ずなにかを学習できます」
申請を出した後は、じっと待つ時がやってきます。「申請から結果が出るまで、通常は2、3年ほどかかります」と、Ninaは説明します。ですが、私たちの徹底したプロセスは、必ず報われます。「申請前の入念なプロセスのおかげで、私たちの成功率は約95%に達しています。このプロセスを行わず、大量の申請を出しても、結局は却下される数も多くなってしまう企業もあります。申請を行うとき、私たちは良い結果が得られると確信しています」
Ninaはこう締めくくります。「私の仕事を通じて、Axisのイノベーション文化が形となった日常の光景を、日々目にしています: チーム一丸となって特許取得を目指す姿、大胆なアイデアがイノベーションの原動力となる様子、そして発明家たちが進んで知識を共有し合うオープンな環境」
発明家であれ、エンジニアであれ、特許の専門家であれ、Axisには成長し、革新を生み出し、永続的な影響を与えるためのユニークな場があります。
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