エッジストレージ

エッジストレージは通常SDカードを使用して実装され、データをデバイス上に直接ローカル保存できます。単なるバックアップオプションではありません。Axisの監視カードを使用すると、高解像度のビデオをプライマリストレージとしても冗長ストレージとしても録画できます。SDカードをデバイスのプライマリストレージとして使用すると、追加のサーバーやレコーダーの必要性を減らし、総所有コストを低減できます。エッジストレージはプライマリストレージを補完することもできるため、ビデオ管理ソフトウェア (VMS) と並行してエッジにビデオを継続的に保存することができます。つまり、VMSが利用できない場合でも、SDカードがあればビデオ録画の損失を最小限に抑えることができます。

Axisの監視カードは、遠隔地、電車やバスなどの車内設置、ネットワークの可用性が制限されているその他のエリアに最適です。盗難や侵害の場合に、保存されたデータを不正アクセスから保護する暗号化機能を備えています。また、必要に応じて、録画をすばやく安全にVMSなどの中央システムに転送できます。さらに、これらの産業用グレードのカードは、-25°Cから85°Cまでの温度に耐えることができ、極端な条件下でも信頼性を確保できます。 

AXIS Camera Stationや主要パートナーのVMSでサポートされているAxis SDカードは、監視システムを強化し、より高い堅牢性と柔軟性を確保します。さらに、サーバー関連のコストやその他のコストを削減し、システム全体のパフォーマンスを向上させ、効率性を高めると同時に、データの安全な転送を確保します。これに加えて、大量の処理タスクをエッジデバイスにオフロードすることで、システムの他のコンポーネントの処理負荷を軽減し、拡張性を向上させてコストを削減し、サーバーのメンテナンスを簡素化できます。