コンピュータービジョンアプリケーションの開発が容易に

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2021年10月5日
AXIS Camera Application Platform (ACAP) は、2009年の発表以来、Axisデバイス用アプリケーションの開発基盤となっています。Axisが掲げるオープン性の理念に従い、ACAPの第四世代業界標準に基づくオープンプラットフォームのビジョンを真に体現しています。ACAPの新バージョンは、世界中の開発者にとって広く知られた業界標準テクノロジーフレームワークを採用しており、優れたコンピュータービジョンアプリケーション開発の敷居を大幅に下げています。

ACAPの歴史は、イノベーション企業としてのAxisを如実に物語り、「オープン性」に対するAxisの理念を反映しています。ACAPの発表当時、同様の構想を持つ監視カメラメーカーは、存在していたとしても、ごく少数でした。Axisは、できるだけ多くの創造的な人々がテクノロジーを利用できるようにすることが真のイノベーションへの道であると確信しています。ACAPは10年以上にわたり、Axis Developer Communityとともに、トラフィック管理やビジネスの最適化など多岐にわたるアプリケーションとプラグインの開発を可能にしてきました。

ACAPは、監視カメラ技術の進歩とともに発展してきました。現在では、画像品質の向上に加えて、特にエッジベースの高速な深層学習が導入された結果、エッジで生成されたデータによってコンピュータービジョンアプリケーションがさらに大きく前進する可能性を秘めています。

この可能性を活かすため、ACAPの第四世代は、よく知られたAPIと業界標準テクノロジーを採用することで、開発者が非常に利用しやすい設計になっています。

ACAPバージョン4の新機能

ACAPの第四世代の主な変更点は、ACAP Computer Vision SDKの導入です。

新しいACAP Computer Vision SDKは、エッジ、サーバー、クラウド環境の間のギャップを埋め、AxisのAI対応製品向けのコンピュータービジョンアプリケーションの開発を可能にします。

ACAP Computer Vision SDKはオープン性を重視し、オープンAPIと、コンテナベースの開発と展開をサポートし、マルチコンポーネントのハイブリッドシステムソリューションを実現します。また、標準的なITインフラやクラウドプラットフォームと統合することができます。

ACAP Computer Vision SDKを補完するのがACAP Native SDKです。このSDKは、Axisのデバイス製品、ソフトウェア製品を幅広くサポートし、AXIS OSおよびハードウェアと緊密に統合され、高いパフォーマンスを実現します。

ACAP Native SDKを使用することで、Axisのカメラのデフォルト機能の拡張や、VMSを中心とするシステムでイベントやメタデータを生成するプラグイン形式のアプリケーションを容易に開発することができます。

アプリケーションの新しい世界

監視カメラは、極めて先進的なビジュアルセンサーとして進化しています。ACAPは、開発者がこの高度な技術を利用して、安全とセキュリティの強化を実現するだけでなく、さまざまな業種でコンピュータービジョンアプリケーションの新たな可能性を解き放つアプリケーションを開発することを可能にするプラットフォームです。

すでにACAPを使用している開発者は、サーバーアプリケーションをエッジやクラウドに移行して既存のアプリケーションを最新化するとともに、今までにないアプリケーションの可能性を追求することができます。ACAPを使用したことがないコンピュータービジョン開発者は、使い慣れたツールを使用して、最先端のビデオセンサーや画像処理技術に対応する開発を行えます。

第四世代のACAPによって最終的に生み出される新しいコンピュータービジョンアプリケーションの多くは、おそらく私たちの想像を超えるものでしょう。なじみのある環境と効率的なプログラミング言語を使用できるのは、まさに鬼に金棒であり、コンピュータービジョンアプリケーションの分野で、かつてないほど多様な実験的な試みを行うことができます。

世界中の開発者の想像力を活かし、アイデアを具現化するためのツールとテクノロジーを開発者に提供するというAxisの理念がACAPに結実しています。

ACAPの詳細については、こちらをご覧ください
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