既に設置されているインフラを利用しつつ、アナログからデジタルにマルチチャンネルシステムを移行させることができると、費用対効果およびビジネス継続の観点から、有益となります。アクシスの最新の同軸変換ブレードなら、同軸ケーブルをそのまま利用してIPネットワークを設置できるため、新たにケーブルを取り付ける作業に追われることなく、大規模なネットワークカメラの設置が可能です。

「AXIS T8646 PoE+ イーサネットオーバ同軸ブレード」でマルチチャンネルのアナログシステムのIP化を推進します。
ネットワークビデオソリューションのグローバルリーダー、アクシスコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都新宿区、以下アクシス) は、マルチチャンネルのアナログシステムのIP化を進める「AXIS T8646 PoE+同軸変換ブレード」を発表します。本システムの使用により、システム移行の際に既存の同軸ケーブルが利用可能です。
アナログからデジタルへ監視システムを移行するには、複数の方法があります。同軸ケーブルをネットワークケーブルに張り替える場合、費用がかかるのみならず、通常のビジネス運営の大きな妨げとなることがあります。そこで、大規模な設置において現状のインフラを使用することは大変重要になります。例えば、病院や刑務所などの場所では、その運営上の性質から、システムを停止させてケーブルを張り替えるのはほぼ不可能といってよいでしょう。
“本製品は既存のインフラに著しい変更を加えることなくIPビデオ監視の利点をすべてもたらすことができるという、お客様にとって非常に有益な選択肢となります。「AXIS T8646 PoE+同軸変換ブレード」は、アクシスのビデオエンコーダシャーシと共にご利用できます。本製品はすべてのアクシスビデオエンコーダブレードと同時に使用いただくことができますので、どのような施工ペースで設置されても対応可能です。私どもはアナログからデジタルビデオ監視への道を切り拓き、長期的視野でお客様からのご要望にお応えします。”(アクシスコミュニケーションズAB、製品開発ディレクター、エリック・フランリドよりコメント)。
ソリューションを補完するものとして、「AXIS T8642 PoE+同軸変換アダプター・デバイス用」をカメラ側に設置します。デバイスユニットとネットワークカメラは、別途発売のラックマウントタイプの電源ユニット「AXIS T8082」「AXIS T8085」を使用して同軸ケーブルを通じて給電できるため、取付とメンテナンスが大変効率的になります。
「AXIS T8646」は、単体での販売、および「AXIS T8642」デバイスユニット6点が付随したキットでの販売となります。