メインコンテンツにスキップ

成功の秘訣: 多様なチームをエンパワーメント

Promoting diversity and inclusion is a top priority for Axis Communications

アクシスコミュニケーションズでは、ダイバーシティとインクルージョンを促進することを最優先事項としています。イノベーションを推進するためには、組織内のあらゆる部署に多様なチームを配置することが不可欠となります。なぜなら、経歴が同じで似たような考えしか持たない集団から新鮮なアイデアが誕生することは期待できないからです。

「ダイバーシティとインクルージョンを積極的に取り入れる進歩的かつ先進的な企業であることを、当社は誇りに感じています」と語るAxisのCPO (チーフ ピープル オフィサー)、マリン・スベンソン (Malin Svensson) は、「ダイバーシティは重要です。これにより、Axisの文化が多様化し、よりスマートでより安全な世界を実現するために必要となる、ユニークな能力を備えた多様な労働力を得ることができるからです。

当社がチーム間の関係をどのように発展させているかの一例は、「ダイバーシティフィーカ」です。フィーカとは、スウェーデンの伝統的なコーヒーとクッキーをいただくおやつの時間で、マイノリティまたは表にでることが少ないグループのマネージャーと従業員の間の1対1の会議を奨励しています。 同様に、Axisには、さまざまなバックグラウンドをつなげてメンターとメンティーをマッチングするメンターシッププログラムもあります。

さまざまな異なる経歴や能力を持つ人材が集まることで、

イノベーション、創造的思考、従業員の幸福が促進されます。

これは、より強力で多様なチームを作成するのに役立ちます。 マリンは、なぜこれが重要か次のように説明しています。 「当社は、より多くの人々を雇用し、その人が誰であろうと、また追求する人物像がどのようなものであろうと、誰もが安全だと感じられる職場を構築したいと考えています。さまざまな異なる経歴や能力を持つ人材が集まることで、イノベーション、創造的思考、従業員の幸福が促進されます。これは賢明な戦略であり、また優れた結果もたらします。」

多くの場合、ダイバーシティとインクルージョンは意味の区別なく使用されますが、この2つは異なる概念であることを理解することが重要です。ダイバーシティとは、組織において人口統計的に異なる存在のみを示すものです。これにインクルージョンを加えることで、組織に貢献する平等な機会が社内すべての人員に与えられ、それぞれの意見が尊重されるようになります。さまざまなバックグラウンドとスキルを持つ人々を含む環境は、革新、創造的思考、および従業員の幸福を促進します。 実際、この精神はカナダで非常にうまく機能しており、ダイバーシティ&インクルージョンのチームの取り組みにより、2020年のインクルージョンにおいて最も働きがいのある会社に選ばれました。
 

変革を推進

Axisは、エンジニアリングから財務まで、すべての部門の多くのイニシアチブを通じて、ダイバーシティを促進しています。 男女平等は国連の持続可能な開発目標(SDGs)の一つであり、会社のサステナビリティレポートには、ストレス管理トレーニングプログラム、バイアストレーニングからダイバーシティとインクルージョンを高める活動に至るまで、より優れた労働条件を促進するいくつかのイニシアチブが掲載されています。

その結果、ヨーロッパでは女性従業員の数を増やすために採用プロセスに対する意識が高まりました。これが功を奏して、たとえば2019年のフランスでの採用者の66%は女性で占められました。Axisは、従業員の男女比を少なくとも (いずれの性かに関わらず) 60/40に維持することを平等の定義とし、この目標達成に向けて邁進しています。

Women In Security event EMEA
Axisは毎年Women In Securityイベントを主催しています。

Axisが事業を展開する他の地域でも、女性の人材を引き付けるために努力を重ねています。たとえば、アメリカ地域では、地元の高校や大学と連携することで、女性の若年層を対象として、セキュリティ関連のキャリアへの関心を高めています。また、セキュリティ産業協会 (SIA) とのパートナーシップを通して、女性のためのリーダーシッププログラムも展開しています。

もう1つのイニシアチブは、Axisが米国とヨーロッパ・アフリカ・中東地域で主催したWomen In Securityイベントが挙げられます。 これは、すでにセキュリティ業界に携わっている女性を認識すると共に、ワークショップや業界をリードするAxis内外の女性が共有する成功事例を通して、ネットワーキングと能力を構築し、経験を共有できる絶好の機会となっています。

 

多様なチームにより推進される成長

Axisは、注力する必要があるのは性別の多様性だけではないと理解しています。 アメリカ地域に設立された委員会が先導し、性別だけに焦点を当てることから分岐し、コミュニティ全体をサポートし、他の方法でインクルージョンする方法を検討しています。 たとえば、ニューヨークとカナダでは、Axisの営業チームがマイノリティが所有する企業をサポートする支援プロジェクトに取り組んでいます。 彼らはまた、ボストンのプライドパレードに協力して、6月のパレード期間中にストリーミング用のカメラを提供しています。

Axisがダイバーシティの構築およびすべての人への平等な機会提供に取り組んでいるのはポリティカルコレクトネス(政治的妥当性)の視点からだけではありません。これは、ダイバーシティとビジネスの実績向上には高い関連性があるということが実証されているからです。研究により、職場でより高いダイバーシティとインクルージョンを実現している組織は、とりわけ革新的で収益性が高いことが示されており、現在、技術人材不足に直面しているテクノロジー業界にとっての解決策の1つと考えられています。この変化を促進するために、Axisは一連の教育ウェビナーを開発しました。このウェビナーでは、ダイバーシティとインクルージョンについて多く取り上げられており、知識を深めたい人は誰でもアクセスできます。

まとめますと、多様で包括的なチームにより、企業は独自の優位性を獲得することができます。この理由は、第一に新しい考え方が導入されることでイノベーションが推進されるため、第二に若い世代を会社に引き付けることで応募人数が増加すると、最終的には収益性が向上するためです。

幸い、企業の成長を促進する上でダイバーシティとインクルージョンが不可欠であると認識する企業が増えています。これがなければ、イノベーションは枯渇します。Axisは、女性の若年層の意識を高め、世界各地でより多くの女性をセキュリティ業界に関与させ、そして教育とキャリアの支援に引き続き取り組んでいく構えです。

ダイバーシティとインクルージョンを促進する方法の詳細
To top