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ネットワークオーディオのビジネスチャンスを利用する

Network audio

ネットワークオーディオを監視システムに追加することは、Axisパートナーとエンドユーザーの両方にメリットとなりえます。パートナーには既存と新規の顧客によるビジネス拡大の機会を、一方顧客には映像監視システムの強化による盗難や破壊行為抑止のメリットをネットワークオーディオはもたらします。映像監視への音声の追加は、さまざまな用途に合わせて調整できるため、規模や業種にかかわらず幅広い層のお客様に効果があります。

音声の追加による、監視システムの新たなレベルへの引き上げ

映像監視が大きな進歩を遂げてきたことは言うまでもありません。2000年代の中頃、ネットワークカメラが主流になると、映像監視の流れは大きく変わりました。IPベースのネットワークにカメラを接続する機能は、従来のアナログビデオカメラを超える機能と能力を提供し、監視セクターに新しい柔軟性と拡張性をもたらしました。

同様の技術力の向上と大きなビジネスチャンスをネットワークオーディオはもたらします。ビデオカメラの機能強化として、セキュリティをはじめ、さまざまな面で利点があります。障害や損失による多大なコストの発生を未然に阻止するため、映像監視システムに音声を追加することが重要だと、顧客は考えるようになってきており、音声の需要が急速に高まっています。そして顧客にとってアドバイスやソリューションを求める合理的な手段が、既存の監視システムのプロバイダーを利用することです。

監視システムにおける音声の力

適切な音声メッセージを使用してリアルタイムで事象に対応するという点で、ネットワークオーディオの追加はさまざまな可能性を生み出します。

ライブメッセージであるか、事前に録音されたメッセージ (監視中または非監視時) であるかにかかわらず、音声メッセージは深刻な被害につながる行為の阻止に役立ちます。また、犯罪者を抑止するための強力な手段になります。ネットワークオーディオスピーカーは、IP監視システム内の他のパートと通信できるので、連携した対応が可能です。動体検知などにより、ビデオカメラを介してアラームがトリガーされた場合、オペレーターは映像を確認し、所定の対応策を開始することができます。この対応策には、インシデントや侵入者に応じたライブ音声メッセージのアナウンスや、アラームがトリガーされたときの録音済みメッセージの再生などがあります。

特に、オペレーターによるライブアナウンスは、侵入者に対して強力な効果を頻繁に発揮します。たとえば「グレーのパーカーで青いスニーカーを履いた方、このエリアは関係者以外立ち入り禁止です。警備員がまもなく到着します」といった肉声がスピーカーから流れると、通常、侵入者は退散します。    

ほとんどのビジネスニーズに対応する機能

ビジネスの規模や業種を問わず、侵入者による被害は重大な悪影響を及ぼすことがあり、計画外のダウンタイム、盗難、資産の損壊などによる収益の損失を引き起こす可能性があります。建設業や農業など、ツールや機械によって生産性が左右される企業にとってはなおさらです。

セキュリティシステムにネットワークカメラとネットワークオーディオを組み合わせたソリューションは、セキュリティ防御の重要な要素となり、さまざまなビジネスをインシデントの悪影響から保護します。ビジネスの規模を問わず、音声ソリューションは、デバイスだけでなくアプリケーションについても、それぞれのニーズに合わせて調整できます。

容易な設置と運用

お客様のVMS (ビデオ管理ソフトウェア) やIPカメラが別のサプライヤーから提供されている場合でも、音声スピーカーはオープンテクノロジーに基づいているため、容易に統合することができます。このオープン性は、顧客のニーズの変化にも優れた柔軟性を発揮します。カメラやスピーカーを容易にシステムに追加したり撤去したりすることができ、ビデオ分析機能の種類を変更することも可能です。

さらに、ネットワークオーディオは、ネットワークビデオに関する専門知識を備えたパートナーが持つスキルに依存します。つまり、それぞれのテクノロジーは類似しているため、パートナーはビデオシステムに音声を素早く追加するために必要な知識をすでに持っているということです。

ネットワークオーディオシステムはすでに既存のインフラストラクチャーに接続されているため、ケーブルを追加する必要はありません。PoE (Power over Ethernet) を使用することで、標準のネットワークケーブル1本だけで接続と給電、そして通信ができ、設置や運用も容易になります。

高い柔軟性と使いやすさ

ネットワークオーディオは、既存のシステムへの統合が容易なだけでなく、IPベースシステムの扱いやすさをそなえています。たとえば、音声管理ソフトウェアを使用して監視対象エリアをゾーンに分割し、定義したゾーンで、お客様のニーズにあわせてそれぞれのカメラやスピーカーを設定します。

さらに、システムの健全性をリモートで監視できるため、オペレーターはシステムが常に機能していることを確認できます。また、Axisでは定期的なソフトウェアアップデートを提供し、システムが最新の機能を確実に使用できるようにしています。

真のWin-Winの関係性

顧客とパートナーにとっての最良のシナリオは、テクノロジーが既存のソリューションの機能と価値を強化し、パートナーと顧客の商業的な関係性を広げて深める機会を提供することです。市場では、ネットワークオーディオの価値が総合的な監視システムの要素として認識され始めており、Axisパートナーがそれぞれの製品ラインナップに音声を追加するのに最適なタイミングです。

Axisネットワークオーディオの製品はこちらをご覧ください。
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