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AXIS Camera Station: ビデオ監視の管理にとどまらない豊富な機能

AXIS Camera Stations secure entry

AXIS Camera Stationは、AxisネットワークカメラとIPデバイスをベースとする監視ソリューションの管理、モニタリング、メンテナンスを行える、実績あるソフトウェアプラットフォームです。システムインテグレーターとお客様の利便性を追求したAxis Camera Stationは、導入しやすく、使いやすく、エンドツーエンドのビデオ監視ソリューションの維持管理を簡単に行うことができます。AXIS Camera Stationは、技術的なイノベーションを常に取り入れ、定期的な機能拡張を行うことで、ビデオ管理ソフトウェアを強化するだけでなく、監視システムに接続するデバイスの数や種類の増加に対応しています。この記事では、AXIS Camera Stationの重要な機能をいくつかご紹介します。

AXIS Camera Stationは、Axisのテクノロジーに基づいて、検証済みのエンドツーエンドソリューションを構築するための基盤であり、AxisのすべてのIP製品と機能と完璧に適合し、柔軟で信頼性の高い完全なシステムを実現するプラットフォームです。AXIS Camera Stationは導入が容易なだけでなく、非常に直感的なインターフェースを備え、簡単に使用することができます。

AXIS Camera Stationは、Axisのエンドツーエンドソリューションの中核をなすビデオ管理ソフトウェアで、このソリューションは完全なソリューションとして以下から構成されます。

  • AXIS Camera Stationクライアントサーバーソフトウェア: システム内のカメラや補助デバイスとの通信を処理し、ユーザー権限を管理するとともに、ライブ映像と録画、システム管理機能、メンテナンス機能、ログを利用することができます。

  • AXIS Camera Station Secure Entry: AXIS Camera Stationソフトウェアに内蔵され、AXIS A1601ドアコントローラーを追加した場合に、アクセスコントロール機能を実現します。

  •  AXIS Camera Station Network Recorders: 広範囲に及ぶAxisネットワーク製品に完璧に適合する、導入しやすい、信頼性の高い録画ソリューションです。

  •  AXIS Camera Stationモバイルビューイングアプリ: モバイルデバイス上でのライブ映像、録画のリモート表示に加えて、訪問者、ドアコントロールとのライブコミュニケーションを行うことができます。

  • ビデオカメラ、装着式カメラ、音声デバイス、インターコム、ドアコントローラー、レーダーなど、AxisのすべてのIPコネクテッド製品をサポート。

  • AXIS License Plate Verifier、AXIS Guard Suite、AXIS Perimeter Defender、AXIS Object Analyticsなど、監視ソリューションの機能を拡張する強力な分析アプリケーションへのアクセス。

AXIS Camera Station Integrator suiteは、AXIS Site Designer、AXIS Installation Verifier、AXIS Camera Station System Health Monitoringをはじめとするツールセットで、AXIS Camera Stationソリューションを設計、導入、メンテナンスするシステムインテグレーターを支援するための各種ツールから構成されています。

AXIS Camera Stationの詳細

AXIS Camera Stationの機能は、「ライブ映像の表示」、「ビデオの再生と検索」、「音声」、「アクセスコントロール」、「システムとユーザーの管理」に大別されます。

 

ライブ映像の表示

ACS Live video viewing

AXIS Camera Stationでは、カスタマイズされたワークスペースを作成し、システム内のビューとカメラに瞬時にアクセスできるだけでなく、見取り図や外部ウェブページを統合することができます。オペレーターのどんなニーズにも対応できる究極の柔軟性が最大の特長であり、ライブビューと録画ビューの組み合わせなどが可能なマルチモニター、ユーザー定義アクションボタン、設定可能なホットキーのサポートを、すべて標準機能として搭載しています。インタラクティブマップ、PTZカメラのワイパー操作などカメラ固有の機能のオンスクリーン制御、オペレーターが選択できるビデオストリームプロファイルも標準で搭載しています。

AXIS Camera Stationでは、最高品質のビデオ表示エクスペリエンスを実現するため、異なるサーバーや現場からのライブ映像を同期再生することができます。適切なクライアントとディスプレイを使用する場合、UltraHD 4K高解像度カメラをサポートし、事象を明確に識別することができます。

360度歪み補正、Axis Corridor Format、マルチセンサースティッチングなどの機能により、死角のない完全な視野が得られます。関心のある部分にデジタルなプリセットポジションを定義することができ、マップ、ウェブページ、カメラなどを組み合わせて、ビューを柔軟にカスタマイズすることができます。撮影ポイントを自動的に巡回するバーチャルガードツアーも作成することができます。

アラームとアラートを設定して、オペレーターの注意を特定のシーンにすばやく向けさせると同時に、ビデオ録画や音声アナウンスメントを自動的にトリガーすることができます。通知はAXIS Camera Stationモバイルアプリにプッシュ送信されるため、オペレーターは、事象への対応と調査をどんな場所からでもリアルタイムで行い、必要な措置を取ることができます。

 

再生、検索機能の強化

Enhanced playback and search

AXIS Camera Stationは、ビデオ再生機能も豊富に備えています。複数のカメラや異なるサーバーからの映像を同期して同時再生できるだけでなく、映像の再生位置調整、高速再生、コマ送りを行い、注目すべき部分をすばやく正確に発見することができます。

この機能をさらに強化するのが、ビデオ素材の中から目的の人物や車両をすばやく検索できるスマートサーチ2です。スマートサーチ2は、Axisカメラからの動体データを利用します。これを機械学習と深層学習の手法を使用してさらに処理を行い、人物、車両、トラック、自転車などの物体をすばやく分類できます。

映像内の特に関心のある部分にはブックマーク、コメント、メモで注釈を付けてエクスポートでき、調査や立件のための補助手段とすることができます。映像はパスワードで保護したzipフォルダーに格納され、監視上の事件として他の人々と共有でき、またフォルダーの受信者は付属のファイルプレイヤーを使用して容易に映像を確認することができます。

ビデオ映像に映った第三者のプライバシーを保護するため、AXIS Camera Stationは、ビデオ編集機能を搭載しています。人物や物体にマスクを追加した上で、ビデオをエクスポートすることができます。

 

Axisネットワークオーディオのサポート

AxisのすべてのIP製品を管理できるAXIS Camera Stationでは、導入数が増え続けるネットワークオーディオデバイスも管理することができます。音声入力と音声出力の両方をサポートし、カメラに接続されたマイクからライブで現場の音声を聞けるだけでなく、録音することもできます。オペレーターは、ネットワークスピーカーを通じてライブで話したり、録音済みのメッセージを再生して、迷惑行為を先行的に抑止したり、現場にいる人々に話しかけたりすることができます。

AXIS Cameras Stationは直感的な音声コントロールを搭載しており、受信する音声のボリューム調整やミュートを行えます。オペレーターは、複数の音源を聞き分け、接続されたスピーカーを制御して、ライブでやり取りを行えます。

スピーカーを内蔵したAxisカメラとAxisスピーカーでは、プッシュツートークを使用して、音声の受信とライブコミュニケーションを行えます。カメラのスピーカーが有効になると、ライブビューに「発話」ボタンが表示されます。

 

統合型アクセスコントロール

Integrated access control

AXIS A1601ドアコントローラーを追加すると、AXIS Camera Stationのアクセスコントロール機能が有効になります。この機能は、AXIS Camera Stationの使いやすいインターフェースの一部分として、ドアコントローラーの設定とカード所持者の管理を容易に行うことができます。

ビデオとアクセスコントロールが統一されるため、ビデオを通じて入室の状況を確認しながら、監視スタッフに瞬時にアクセスコントロールアラームを送信することができます。また、同期されたビデオを使用して、アクセスコントロールイベントを検索できるため、調査も容易に行えます。

 

自動連鎖アクションのセットアップ

AXIS Camera Stationは、強力で使いやすいアクションルールエンジンを搭載しており、各種のトリガー、アクションの中から選択して、自動アクションをセットアップすることができます。自動連鎖アクションは、画面の前での退屈な作業の負担を減らし、必要な場合にだけオペレーターが積極的に介入するなど、さまざまな形で役立てることができます。

自動連鎖アクションで、監視業務とビジネス全体の効率性も向上します。たとえば、AXIS Fence Guardからトリップワイヤーを起動し、複数のカメラでの録画や、PTZカメラの特定のプリセットポジションへの移動を連鎖することができます。スピーカーからの音声メッセージ、照明の点灯、オペレーターへのアラートを起動することもできます。

 

システムとユーザーの管理

AXIS Camera Stationでは、大規模なシステムや複数の現場に広がるカメラ、IPデバイスと、システムを使用、管理するオペレーターの認証情報を簡単に管理することができます。Microsoft Active Directoryを利用すると、ユーザー、グループ、デバイスアクセス権の管理が容易になります。

複数のサーバーに同時接続でき、各サーバーが単一サイト、複数サイトいずれの場合でも、サーバーをまたいだ統合ビューを構成することができます。管理者は、複数のサイトやサーバーに接続し、デバイスファームウェアの更新を含む、システムに接続するデバイスの設定を行うことができます。

Axis Secure Remote Accessによって、ポートフォワードやルーター設定を手動で行うことなく、リモートの監視システムに簡単にアクセスすることができます。このテクノロジーは、複数の認証レベルを使用して、クライアントと監視システムの間でセキュアな暗号化通信を確立します。

AXIS Camera Stationでは、ランダム化されたセキュアなデバイスパスワードを、選択したデバイスでサポートされる最大長で自動的に生成して、デバイスのセキュリティの強化にも対応します。

サーバーを増設してシステムの規模を拡大すると、接続できるデバイス数や必要なストレージ量が増加でき、パフォーマンスが強化できます。

いくつかのアプローチを採用して、ストレージを最適化することもできます。その一つが、Zipstream、AXIS Average Bitrate(定義したビデオの保存期間の要件を満たすようビデオ圧縮によってビットレートを制御する高度な手法)によるビットレートの管理です。個々のカメラにビデオ保存時間を定義する方法など、さまざまな手法があります。

監視テクノロジーの進化と、設置業者とお客様のニーズの高度化に応じて進化を続けるAXIS Camera Stationは、お客様がAxisのテクノロジーへの投資から最大の価値を引き出すことができる製品です。

AXIS Camera Stationを試用いただける30日間の無料体験版を用意しています。
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