Network technologies

VLAN

ネットワークビデオシステムを設計する際に、セキュリティおよびパフォーマンスの面からネットワークを分けた方が良いと考えることがあります。まず 最初の選択肢は、ネットワークを別々に構築する方法です。この場合、ネットワークの設計自体は簡単かもしれませんが、機器の購入、ネットワークの導入およ びメンテナンスにかかる費用は、VLAN(仮想ローカルエリアネットワーク)を導入するよりも高くなる場合が多くなります。

VLANは仮想的にネットワークを分割する技術で、ほとんどのネットワークスイッチが対応しています。ネットワークユーザを論理的なグループに分割 することで、特定のグループに属するユーザだけがネットワーク上の指定したリソースにアクセスしてデータ交換を行えるようになります。VLANを利用して ネットワークビデオシステムを分割した場合、同じVLANに属するサーバだけがネットワークカメラにアクセス可能となります。物理的にネットワークを分け るよりも、VLANを利用した方が高い費用対効果を得られます。VLANの設定時に使用される主なプロトコルはIEEE 802.1Qで、各フレームまたはパケットにタグを付けることでパケットがどのVLANに属しているか確認できる仕組みになっています。

上の図では2つのスイッチでVLANが設定されています。各スイッチには、VLAN 20とVLAN 30の2つの仮想LANが作成されています。同じVLANに属するメンバーだけが同一のネットワーク、または別のネットワークの同じVLANのメンバーとデータ交換ができます。VLANを利用すると、オフィス内のネットワークからネットワークビデオ製品を分離することができます。

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Quality of service (QoS)