Video management systems

統合システム

ビデオ管理システムにPOSシステムやビル管理システムなどを統合すると、他のシステムからの情報を利用してネットワークビデオのイベント録画機能 をトリガしたり、反対にビデオ管理システムから他のシステムの機能を利用することができます。さらに、異なるシステムを共通のインターフェイスで管理でき るようになります。

アプリケーションプログラミングインターフェイス

すべてのAxisネットワークビデオ製品は、HTTPベースのAPI(アプリケーションプログラミングインターフェイス)、またはVAPIX®と呼 ばれるネットワークインターフェイスを実装しています。これらのインターフェイスを利用することで、ネットワークビデオ製品をサポートするアプリケーショ ンの開発が容易になります。VAPIX®を利用したビデオ管理ソフトウェアやビル管理システムの場合、Axisネットワークビデオ製品からの画像の取得、 ネットワークカメラの機能(例:PTZ、リレー)のコントロール、パラメータの設定と取得を行うことができます。実際には、ネットワークビデオ製品の内部 Webページで行える操作、例えば非圧縮のビットマップ画像をキャプチャするなど、すべての操作をシステム上で実行できるようにします。

世界的な規格標準化フォーラムであるONVIF(Open Network Video Interface Forum)は、Axis、Bosch、Sonyによってネットワークビデオ製品のインターフェイスを標準化するために2008年初頭に設立されました。 ネットワークインターフェイスを標準化することで、複数のベンダーのネットワークカメラを採用したネットワークビデオシステムにおいて、より高い相互運用 性と柔軟性を実現します。 をご覧くださいwww.onvif.org

POS

POSシステムとビデオ管理システムを連携した例。上記の参考画面(Milestone Systemsより提供)では、イベント発生時のビデオクリップとレシートの内容を表示しています。

ネットワークビデオを導入することで、小売業界のPOS(ポイントオブセールス)システムとビデオ管理システムとの統合が容易になります。

POSシステムとビデオ管理システムを統合すると、レジでの処理とその時の画像をリンクさせることができ、レジ周りでの不正行為の防止に役立ちます。また、返金、手動による金額の入力、商品コードの訂正、処理のキャンセル、社内販売、割引、特別商品、商品の交換など、POSの例外処理をビデオ画像で確認できます。ビデオ管理システムと統合したPOSシステムでは、不審な行動を容易に発見することができます。

また、イベント録画の実行も可能です。例えば、POSの処理時やキャッシュドロアを開けた時をトリガとして、録画の開始や録画へのタグ付けを行うことができます。さらに、プリ/ポストアラームバッファを利用してイベント発生時の直前と直後の画像を録画することもできます。イベント録画は必要な時のみ録画を実行するため、録画するビデオの品質を高く設定してもストレージへの影響は少なく、また録画ファイルの数も少なくなり検索が容易になります。

アクセスコントロール

ビデオ管理システムと入退室管理システムを統合すると、施設や部屋への出入りをビデオと一緒に記録することができます。例えば、施設内のすべてのドアを対 象として人の出入りがあった時にビデオ録画を実行することで、ドアが空いている時間が長いなど、通常と異なるイベントが発生した時にその状況を確認するこ とができます。さらに、共連れによる不正侵入者を識別することもできます。共連れによる不正侵入により、カード操作を行った人は意図的または無意識のうち にカードによる操作を行っていない人に入室を許してしまうことになります。

ビル管理

ビデオ管理システムとビル管理システムを統合して、暖房、換気、空調、および警備システム、避難所、電気設備、防火システムをコントロールすることができます。

ビデオ管理システムとビル管理システムを統合した場合の使用例は、以下のとおりです。

  • 設備が誤動作してアラームが発生した時に、ビル管理システムのアラームを動作させると同時に担当者にビデオを送信します。
  • 火災警報システムが動作した時に、出口をモニターして避難状況を録画します。
  • インテリジェントビデオを利用して、避難時など普段使用しない非常口の開放によって発生する通常とは異なる人の流れを検知します。
  • インテリジェントビデオを利用して、避難時など普段使用しない非常口の開放によって発生する通常とは異なる人の流れを検知します。会議室に設置 されているカメラに内蔵されているモーション検知機能を利用して、会議室に人がいなくなった時にライトや空調を消して電気代を節約することができます。

産業用制御システム

複雑な産業用制御システムでは、遠隔地からの視覚による確認が有益かつ必要です。システムの工程をモニタリングするのと同じインターフェイスを利用して ネットワークビデオの画像を表示することで、工程を目視で確認するために担当者が制御盤を離れる必要がなくなります。さらに、システムに異常が発生した時 に、ネットワークカメラを利用して画像を送信することもできます。クリーンルーム内での製造工程、または危険な薬品を使用する施設では、ビデオ監視は視覚 的に状況を確認する唯一の方法です。遠隔地にある変電所などのシステムにおいても同様です。

RFID

RFID(radio-frequency identification)または同様の方法によるトラッキングシステムは、無線を利用して対象を追跡するアプリケーションで使用されています。例え ば、空港で手荷物を追跡して搬送先の飛行機に正しく積み込まれるよう管理します。ビデオ管理システムと統合すると、手荷物の紛失や破損の際の証拠として画 像を利用することができ、調査もスムーズに行えます。