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現場調査に関する考慮事項

Power over Ethernet (PoE)

必要な総電力の計算

PoEには現在2つの規格があります。802.3afの供給電力はチャンネルあたり最大15.4 W、PoE 802.3atでは約2倍となる25 Wです。

どのスイッチにも十分な電力が供給されるように、ネットワーク上の特定のスイッチに接続する全装置の総消費電力を計算する必要があります。この必要な総電力は、スイッチのPoE電源容量 (スイッチあたりおよびポートあたりのPoE総電力) よりも低い必要があります。

図7は、給電側機器 (PSE) と受電側機器 (PD) 両方に必要な最小消費電力と最大消費電力を示しています。

クラス 用途 給電側機器 (PSE) の出力電力 受電側機器 (PD) の最大電力
0 デフォルト 15.4 W 0.44~12.95 W
1 オプション 4.0 W 0.44~3.84 W
2 オプション 7.0 W 3.84~6.49 W
3 オプション 15.4 W 6.49~12.95 W
4 802.3at High PoEで有効 30 W 12.95~25.5 W

 

図7:この表は、PSEおよびPDの最小・最大電力レベルを示しています。これらの値を使用してシステムの電源容量を計算します。

温度条件によっては、装置のPoEによる給電が不可欠になります。多くのデバイスでは、機能できる温度の下限は使用可能な電力に応じて異なります。屋外対応カメラに適したミッドスパンが使用されていることを必ず確認してください。図8からわかるように、High PoEを使用した場合、AXIS P1344-Eは-40°Cまでの環境で動作が可能です。

図6:AXIS P1344-Eのデータシートには、High PoEを使用した場合、カメラは-40°Cまでの環境で動作が可能であると記載されています。