Image quality

画質

画像の品質向上

蛍光照明は店舗、倉庫、オフィスなどでごく一般的に使用されています。こういったタイプの照明では、ランプは高速に明滅していますが、人間の眼では光が安定しているように見えます。カメラのシャッター速度によっては、このちらつきによってビデオストリームに好ましくない現象が生じます。カメラのちらつき防止オプションを有効にすることで、シャッター速度を調整してちらつき現象を防ぐことができます。電源の周波数は、地域によって50Hzまたは60Hzのいずれかが使用されています。「ちらつき防止」機能が正しく動作するには、カメラにもこの値が設定されている必要があります。

カメラは光量に合わせてシャッター速度や絞りを調整し、適正露出を得られるようにします。シーンによっては、反射や強い光、または窓から入る直射日光によって、他よりも格段に明るいエリアが存在することがあります。このように過度に明るいエリアがあると、カメラが露出を低めに設定し、そのため画像の大部分が暗くなってしまうことがあります。

逆光補正設定を有効にすると、カメラは極端に明るいエリアを無視し、シーンのその他の領域の露出を適切なレベルに維持します。

図6:過度に明るいエリアがあると、カメラが露出を低めに設定し、そのため画像の大部分が暗くなってしまうことがあります。これは、カメラの逆光補正設定を有効にすることで対処することができます。

シーン内の最も暗い部分と最も明るい部分の差をダイナミックレンジと呼びます。ダイナミックレンジがカメラのセンサーの許容範囲を超えていると、暗い部分は真っ黒になり、明るい部分は真っ白になってしまいます。

一部のカメラには、さまざまな技術を駆使してシーンの極端に明るい部分を補正するワイドダイナミックレンジ (WDR) モードが搭載されています。シーンに非常に暗い部分と非常に明るい部分が混在する場合は、この設定を試してみてください。また、可能な限り明るさの差があまり大きくならないようにカメラを配置してください。

図7:最初の2つの画像は、監視エリアにおいてダイナミックレンジが、画像の一部に露出オーバーまたは露出不足を引き起こす現象を示しています。右側の画像では、WDRダイナミックキャプチャーを使用することにより、エリア全体を見ることのできるバランスのとれた画像が生成されています。

画質と圧縮