使いやすさでビデオ監視の価値を引き出す

どんなテクノロジーでも、使用するエンドユーザーのスキルや能力によって、テクノロジー本来の価値を引き出せるかが決まります。私たち自身を振り返ってみても、ビジネスアプリケーションにしても、携帯電話にしても、ほんの一部の機能しか使っていないことがわかります。広く普及している技術受容モデル (Technology Acceptance Model: TAM) でも指摘されているように、テクノロジーの価値をどれだけ引き出せるかは、テクノロジーの外見上の有用性だけでなく、使いやすさによって大きく左右されます。この問題をわかりやすくまとめた動画をご覧ください。

この問題は、ビデオ監視にも当てはまります。直感的に使用できず、操作や管理がしにくいソリューションは、最大限に価値を発揮できません。近年、ビデオ監視の品質が著しく向上し、他のネットワーク技術やアナリティクスが追加され、応用範囲が広がり、詳細な知見が得られるようになっていますが、こうしたイノベーションも、オペレーターが十分に活用することができなければ、ほとんど意味がありません。ビデオ監視ソリューションの操作や管理を専門とするスタッフがいないケースが圧倒的に多い、小売、接客、教育、製造などの小規模企業では特にそうです。

専門外の従業員がカメラをセットアップして操作し、セキュリティと運用面のメリットを確実に得られるようにするには、直感的なユーザーインターフェースが不可欠です。考慮すべき重要なポイントは、以下のとおりです。

  • カメラの自動検出とセットアップウィザードにより、できる限りスピーディにシステムの運用を開始することができる
  • ライブ映像と録画映像を同時に表示することができる
  • タブを使用して、目的の画像をすぐに呼び出すことができる
  • よく使う便利なカメラ機能を画面上でコントロールできる
  • 事件発生時の調査を簡単に行える「常時オン」のタイムライン
  • 関係当局向けにビデオ映像を簡単にエクスポートすることができる

小規模な企業では、フルタイムでビデオ監視業務を担当する専任のオペレーターがいないことが多いですが、画像を添付した通知メールをオペレーターに送信し、オペレーターがモバイル表示アプリ上でライブ監視映像をチェックすることができます。固定されたカメラ管理ステーションの前に座っている必要がなく、業務の合間にビデオ監視映像をモニターすることができます。

最新の直感的に使用できる管理ツールの導入により、従来よりも幅広い業種で、ビデオ監視による安全やセキュリティ上の利点を、かつてないほど簡単に実現できます。ビデオ監視ソリューションの選択時の主な検討事項については、こちらをご覧ください。使いやすいAxisのソリューションの詳細については、こちらをご覧ください。