ネットワークビデオは、セキュリティ業界ではIPベースビデオ監視またはIP監視と呼ばれていますが、有線や無線のIPネットワークをバックボーンとして使用しながら、デジタルビデオ、音声、その他のデータを伝送します。PoE(Power over Ethernet)を使用すると、ネットワークビデオ製品にネットワークを通じて電源を供給できるようになります。
ネットワークビデオシステムを利用することにより、LAN(ローカルエリアネットワーク)、およびインターネットのようなWAN(ワイドエリアネットワーク)を経由して、ネットワーク上のどこからでもモニタリングとデータの記録が可能になります。
|
| 図1.1a ネットワークビデオシステムは、ネットワークカメラ、ビデオエンコーダ、ビデオ管理ソフトウェアのような様々なコンポーネントで構成されます。ネットワーク、ストレージ、サーバといったIT機器はすべて標準的なものです。 |
ネットワークビデオシステムの基本システムは、ネットワークカメラ、ビデオエンコーダ(アナログカメラと接続)、ネットワーク、サーバ、ストレージ、そしてビデオ管理ソフトウェアから構成されます。ネットワークカメラとビデオエンコーダはコンピュータベースの機器であり、アナログCCTVカメラが成し得ない能力を持っています。ネットワークカメラ、ビデオエンコーダ、ビデオ管理ソフトウェアは、IP監視ソリューションに不可欠な存在です。
ネットワーク、サーバおよびストレージ機器は、すべて一般的なIT機器です。市販の機材が使用できることはネットワークビデオの利点の1つです。他の機器としては、カメラハウジングやPoEミッドスパン、スプリッターといったアクセサリーが含まれます。ネットワークビデオに関連する機器については、他の章で詳しく説明します。
次のトピック: 特典